料理に必要な素材は必要最低ラインがある

今日はこのプロヴァンス風卵かけごはん　塩辛添えのレシピを
作ろうと息をまいていたとする

だが冷蔵庫の中には鶏肉もチーズも玉ねぎも
セージもオリーブオイルもライムもキャベツもない

これでは卵かけごはんを作ることができない！

というのはおかしい
料理名が判明していてレシピを知っていると
大抵その材料をかき集めればそれと同じものが作れると考えるだろう
だがそれは見様見真似の猿真似止まり

音楽をたたいたり喚いたりかき鳴らしたりするものだと真剣に信じて
息子が音楽で食べていくのを反対するようなもので

同時に犯罪者が近所に引っ越してきたことに憤慨するものである
もしかしたらその人は詐欺師かもしれない
息子は音楽の教師になりたいのかもしれない

レシピ本どおりに作った料理は一味足りない主婦の味だったりするかもしれないじゃあないか

それは卵かけごはんをつくるのが目的なのかそれとも
卵かけごはんの新しい組み合わせを想像して
試してみるのが目的だったのかはわからない

それでは料理を作ることができないから仕方がない
ということで料理をするのに必要最低限冷蔵庫に入っていれば
大抵のものは絶対に作れてしまうであろうラインというものを
模索してみようと思う

料理の数は減らしても大体こんなもんだ
全部を作るわけではない

この料理の数だけ料理番組が流れている
この画像は大量のテレビが並んでいる状態だ

同時に料理番組のコメンテータまたは料理研究家が
包丁を持って出てくる

オイルと塩コショウとライム、柑橘類
キャベツレタス野菜最低4種、ソース用の野菜3種

が料理1品を作る骨子以外の演出である

オイル塩コショウライム柑橘類は１クラスタ
これらは香辛料や調味料にて使われるものである
この構成によって全体の味想像ができる

食べた後の後味や香りに関係するものである

次の野菜4種は皿の飾り付けをする色野菜だ
見た目を決める野菜は3種類では足らず
核となる色と緑に対する赤、黄のようなアクセントの色によって
構成され、核の色によってその料理の印象が変わってくる

最後のソース用野菜3種
これは何も野菜である必要はなく
味よりもコクや舌先に感じるような甘味などが重要だ
料理のアクセント
核になる色に対する赤、黄色のような少し料理からずれた味である
ソースはとても難しい

と演出は変化しない材料によって裁くことができるかもしれないが
料理の名前に深くかかわる素材をあらかじめ用意する事はできない

これに関してはいつも通り今ある素材から何が作れるか
考えてくれて構わないと思われる

料理を絶やす絶やさないにかかわらず
食材は野菜6～7種類と果物数種を置いておくべきだ

買い物は好きな料理を思い浮かべながらするものであり
作りたいなにかを思いながら食材を探し求める
宝探しゲームではない