ケッパーケイパーチリペッパー

なんかとなんかをつなげて幸せ

バストアップ術 (ただしポリゴン限定みたいな)

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3Dモデリングでアニメ表現は可か不可か

アニメ表現というと整合性のない顔の代表例にドラえもん
登場人物スネ夫がよく使われるものだが

数あるスネ夫3D化がある中 そのどれもが
もっとも必要なアニメ表現という基準をクリアしていないと私は思う

スネ夫の髪型に見られる不整合性とは
なにもsideとfrontの見え方のつながりが違和感を持つということではなく
横から見たスネ夫と前から見たスネ夫と3Dモデルをつなげて考えることができないということである

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これはただ作り手が精細さを欠いているというだけの話である



そもそも3Dだから立体的な線画を描くことが可能である
そしてそのモデルは1キャラクターに1モデルでなければならず
その回転軸は常に1本であるという見方が間違っている
(カメラが一つであるという考え方)

たとえば上のテンプレ美少女ならば
鼻は前から見た場合厚みを持たない影であり
横から見た場合影を落とさぬ動物鼻でなければならない
(猫の鼻がアニメに近い)


つまりメッシュだけではモデルにならないという
基本構造がこの3Dはアニメ表現ができないということを
実現為しえているとはいえないだろうか


メッシュをいくら重ねても
いくら回転軸(カメラの数)を増やして合成させたとしても
アニメ表現には辿り着かない

回転されない顔の輪郭と360°以上回転することによって動く髪の毛
それを実現するためには3Dのモデリングビュワーは
あまりに機能がぜい弱すぎる

2Dにボーンを入れて動かすのも全く非効率的だ
なにより必要なのは3Dのカメラビューを合成する手段の向上である


オブジェクト毎にカメラが存在するのは当然として
それをアルファで抜いて合成する

カメラの回転比率はxzyによって減衰を決定し
カメラの移動比率は一切変えないかそれも変更できるか
カメラのパノラマ撮影の減衰を自分でカスタマイズさせるような
そういった状況が必要であると思う


回転比を3Dビュー内で常に反映していなければならないから
カメラでの制御である必要はないのかもしれないが…

ユーティリティの組み合わせで実現できないものだろうか