ケッパーケイパーチリペッパー

なんかとなんかをつなげて幸せ

はだしのゲンのギギギギギって再現するとよだれすごい出るよね

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はだしのゲンの想い出
子供達がはだしのゲンを読んでどんな感想に至るのかを
議論している人たちはどうやら客観的という言葉にがんじがらめに
された考えの持ち主か子供の頃に図書館にはおらず
ひたすら外でボール遊びをしていたアウトドアチルドレンだろう


子供に悪影響があるかもしれないじゃない
自分が読んでどう感じたのかを話せる人間が
そろそろ政治教育に対して意見を持ち始めるころじゃあないか

若者は選挙に行かないというのが政治家の常識であるから
そりゃまぁ少しは早計だと思われるだろうが

それでも、もういいかげんはだしのゲン原子爆弾に対して
思想の偏りを持たせるかどうか推論が建てられるはずだ

最近反原発運動起きてたけど
はだしのゲン読むと原爆推進論者が増えるのは当然だね
ほんとはだしのゲンは悪だね

原発反対運動は原爆推進の心が原因だね

ああばかばかしい


はだしのゲンを読む前に
私はブラックジャックで人間の死にざまは常に気持ち悪いと知った

死というものよりも死なないことが恐ろしい
今まで死ぬことが怖くて仕方がなかった私は
言葉にならないまでも
血と肉の絵が気持ち悪いということで
その死ぬより怖いことものを教わっていた

胸のむかつきが読書性性的興奮に似てはいるものの
なにかが全く違う

嫌ですぐに逃げ出したくなるようなそういうものだった
少なくとも近づきたくないものだった

においの描写が一切ないブラックジャックですら
それだったのだからはだしのゲンの時はもっとひどかった


肉がたるみ皮膚のもっとも汚らしい描写「ブラックジャック(縮む!)のエピソード」でさえも理解できなかった人間が
普段私が使わない言葉をただ繰り返す

ネットで言うところの「検索してはいけない言葉」や「洒落にならない怖い話」という感じの冒頭から彼らは食い物に困りだす


当時の記憶では
私は「はだしのゲンは病人から病人へと旅をしていく本」だと
思っていたようだ

今あらすじを書くとすれば物貰いの旅という
それだけで新しく恐怖をいただけるものだが

そんな恐怖はなかった
ただあの火傷によって皮膚がズルリと剥けるシーンが
幾度となく繰り返されていることが原爆のすべてである

水が欲しいとのどを嗄らして歩くよりも
水をやった途端に死んでしまったというショックよりも
川の中だろうが道を歩こうが建物の隅にいてガラスの破片被ろうが

生き残ってしまったが最後黒い影になってしまわなかったが最後
火傷で自分の腕の皮膚を垂らして歩かねばならなくなった
自分自身をどうしたらいいのか見つけられなかった。

主人公はゲンであって走り回っている口の悪い餓鬼だが
たくましく生きることが何よりも嫌いな現代っこな私は
水に浮かんでたり這いずってたり
ともかく家なんかなくなってて
たくましく四つん這いになって生きる他ない彼らに共感した


あと「はだしのゲン」と言えばピカドンの薬である
ピカで死んだ人間の骨を食うと治る


人間の骨の粉は飲み込むには難しく
粉になり切れていないものをきれいに粉にしてから
他の薬と同じようにして飲む

被験者のAさんは最後の方死ぬのが嫌で
その薬を粉になってない状態で飲んでいた

むせて吐きながらも飲んでいましたが
努力の甲斐なく果てられました


女性の首をはねられるシーンと凌辱シーンが
問題視されているそうだが
正直そんなもんあったかどうだか覚えていない

首が飛ばされたほうが幾分マシじゃない?
結構現実的でとても安心できる死に方だよね


そんな思考に陥らせることに問題があるだろうが
はだしのゲンをみて原爆は必要なものだと感じるのは
年齢的に漫画初心者であり続ける子供よりも
本の読み方をきちんと知っている大人のほうだろう

私が独裁者になったなり、平和主義者だったなら
きっと「はだしのゲン」は子供だけが読んでいい本にする


原爆推進者を本気で作ろうとするならば
アメリカ史とマンハッタン計画を子供に理解させるべきだ
あれならサクセスストーリーとしても完璧だし
アインシュタインも出てくるいい原爆話だ

手紙にサインさせるだけさせて引っ込んでもらい
日本の若者を救うために原爆を投下する

原爆推進がそんなに怖いなら
新しい爆弾を開発することを教えればいい


相対性理論の意味をきちんと知りたいならば
あの原爆というのはいい材料になる