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ハイダーのバランス理論(PXO理論)

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ハリーポッターの人間関係を図解するとき
このバランス理論を使うとその内容に触れることまで
まとめ上げておくことができるという。


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人間P(主体)から見た時の人間O(他人)との関係を記録できる。 PとOの共有する興味対象Xがものであっても
人間であっても記載することができ+と-はその
好意、敵意を示す。


均衡状態か不均衡状態かは図が完成した後で表記する。
不均衡になると人間はその不均衡を解消するために動こう
として、その行動が制限されてしまうといえるわけだ。

不均衡である限りその人物の登場シーンがこの後あると
いえるようになる。



不均衡になっているものを次々解消していって
最終的にすべてのPXO図が均衡状態になれば
バランスをとることができた、といえる。
スプレッドソートなどに似ている。
順番を並び変え続けることで頭についた数字の順番に
並び変えられるまで行動を続けていくというコードだ。


このバランス理論は人物の心理というものを描くわりに
機械的である。 人間の情動が動機によってのみ決定され
思い悩むこともなく、かつPに対してのOとの共有の興味が
発覚するタイミングというものも無視された理論になっている。


入れ替わっていくことで均衡状態を取り戻していくのだ。というこの結論だけでも変えることで無機質感を消す。

(POX)として固定されている関係は崩さずに
その意味を変えるためには、 POXとPOXの関係を作る。


もしもPとOに共通するXをつくりそれが不均衡であった場合、均衡するまでXを並べる。
その並べられたX同士でPOXの図を作り安定するまで
その親となるPXO図は動機を持たない。

これでXの選択に動機を吟味し事実を知ったか知らないかによってという人間らしさを加える余地ができる。

Xの中身どうやって決定されるのかがわからないままである