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【理化学のあ】アイス模型(氷は結晶化するとなぜああなる?)

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アイス模型とは氷を説明するための模型だ。
多岐にわたる氷の解釈で熱力学的性質について
のみ言及した模型でおそらく期待されている
なんで透明なのか?とかなんで摩擦力がないのか?
という光学的、物理的な説明はない。

だからなんであんなきれいになるのか?はまったくわからない模型である。
水もきれいだけど固体になってもきれいなのは
当たり前じゃん?みたいな感じなんだろうと思う。



だから正確にいえばこれはアイスの模型ではなく
エイトバーテックス模型の特殊な状態の模型だ。
(エイトバーテックスは8つの頂点という意味)

氷は観察しやすくまた変化の対象は広く認知されている
、水だ。故に熱力学的説明が非常にしやすく
計算できる単位も分子単位で観察ができる。

結論としていえばアイス模型は熱力学計算のおもちゃだ。


そのおもちゃによると、アイスになる条件は
O原子がダイヤモンド構造(ひし形)をなし
それぞれがO-H-Oで結合している。
これを氷条件という。
本当はHは独立しちゃいけないとか
下ネタで覚えられそうな追加事項がいっぱいあるが
下図がアイス模型を忠実に再現した分子模型だ。

f:id:takasaryo:20080617103958j:plain


圧力を加えた氷とか水じゃなかったりすると
この氷条件は役に立たなくなる。


いろんな氷
http://blogs.yahoo.co.jp/drtalou/archive/2008/6/18