道具を演出するのに必要なもの
道具1つに対して1つしか適応できない。
音、明かり、空気圧で制御できるほんの少しの動き。
この3つだ。
映画じゃない。マジックでもない。
日常で使う道具をより特別なものに見せるためのパーツ
自分の持っているものにつけるだけで
それがまるで違ったものに見えるようにする。
それこそ映画の未来ガジェットのように
ドキドキとしてくる携帯型マジックトリックだ。
音は「回転音」「振動音」の2つに限り
音の高さと振動数はJの軌道を持つようにあげる。
空気圧で制御できる程度の動きは
その作りがどうもわからないが大体
背の低いキーボードをタイプするくらいの動きだと
考えればいい。普段は引っ込んでいるが
それがパタパタっと動く。
そして明かり。
これはそこまで重要じゃない。
好きに配置して好きな色を光らせればいい。
これら3つによって編集されている限り
外出先でだれかに物を渡そうとするときですら
相手は目を疑うことになる。
光らせるタイミング、音のなるタイミング
それらは常に同じタイミングで
①相手に渡した時
②大勢でそれを見る直前
③自分ひとりが大きく注目を集めた時
これらに限る。
このタイミングは日常をよく観察すれば
少なからず1日にほんの16回程度は来る。
よく動き社交的なら20回はゆうに超すだろう
引きこもりなら8回くらい。
もっとも効果的でロマンチックなのは①番で
どうしたって操作している自分の行動すべてに
当てはめることだけはできない。