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【理化学】アインシュタインの粘度式

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主な粘度式は全部で5つある。

アントラーデの粘度式
シュタウンディンガーの粘度式
ライズマンの粘度式

そしてアイリングの粘度式

アイリング
あのかわいそうなヘンリーアイリングだ
アインシュタインと同じ研究所に
入った同じ量子物理学者なのに
天才じゃないからというだけで
所長になれなかったヘンリーアイリング!
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せっかくなので
アインシュタインとアイリングの粘度式で
性格がどう違うのかみてみよう。


がんばれモルモン教

【アイリングの粘度式】
アイリングは固体に穴をあけると液体と同じ
動きをするようにできると仮定した。
液体は多数の穴を持った固体。
だから液体を見る時は液体に囲まれた穴の部分が
液体でありそこに粒子が流れ込んでくることで
液体の流動が起きる。

つまりアイリングの粘度式では穴の開いた固体に
粒子がくっついているのが液体

こう考えると蒸発した水のエネルギーと穴を
作ったエネルギーが同数であるといえる。

流れ込んで穴を埋める粒子の動きが鈍くなると
粘度が高くなっていくという式。


おもしろいじゃん。
次は天才の粘度式


アインシュタインの粘度式】

小さい粒子が粘度性を持って集まってるのが水。
μ0が粒子が持ってる粘度
半径aの粒子達の粘度は粒子の粘度μoそれらが
集まったものが粘度である、という式

こちらは「コロイド粒子」という
別の考え方を元に液体を説明している。

コロイドが楕円であったり集まる粘度の数が
多すぎたりすると計算が不正確になるらしい。

【判定】
粘度についてきちんとした説明をするなら
アイリングの方が有能だ
アインシュタインの式は理解してから使うまでに
時間がかかる気がする。それは説明がたやすくない
ということだ。
アインシュタインの式は
μ=μ0(1 + 2.5φ)
アイリングの式は…


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Vは分子容(モル体積),⊿Gはギブス自由エネルギー*の変化分

がんばれアイリング