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【理化学】アインシュタインの比熱式

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氷よりも私の体温の方が高ーい
温度なんてお菓子作りと夏くらいにしか
興味を持たないのが一般的なこの現実に
量子力学者(振動マニア)と呼ばれる
第二次世界大戦の産み落としたマッドサイエンティスト
達を抑え込むオールレンジジーニアスが
提唱した比熱式。

そう、熱は振動によって生じるのである。
量子力学は未来へ飛ぶ夢と
よりも【やかん】がお似合いだったのだ。




【やかん】は所詮シンボルマーク。
振動マニアなら温度は手段であって
目的ではない。

現場は原子サイズである。



やかん眺めてるほうがまだ可愛げがあったよ
なんだよもう。

このアインシュタインの比熱式は
原子熱一定の法則という原子レベルだと温度を
1℃あげるだけに使うエネルギーは一定ですよー
という統計力学に基づいた結論を補足した。


固体元素を1℃だけあげるなら25.5J/mol・k
3Rと呼ばれるものだ。


この3Rは固体元素が集まっている場合になら一定だが
1個だけ取り出すとその値にずれが生じる。
3Rよりもだいぶ小さい値になってしまうのだ。

そこで
振動は熱である。
アインシュタインはこれをそのまま式にして
微分した時の値を3Rに代わる精確なモル比熱定数
という式にしたのだ。