コレッジオ作「ガニメデの誘拐」を模写してみようとした
やってもやっても終わらないので中途半端であきらめたくなってきた
暇を見つけてスマホでゲームをやっている人
というのを以前自分の中で批判したのを思い出して
もしかしたらなにか形になりさえすれば
仕事の合間を見つけてサボるのが常習化しても
それは水道代ケチってメーターが回らない程度にひねって
洗面器に水をためておくのと同じで何もないところから
なにか作れる錬金術に近いものなんじゃないだろうか
と長々と閃いて実行してみることにした。
本格的な絵画を模写してみようとおもったのだ。
で、限りが見えずにいやになってきたのがこれ
スキャンしたら肉眼で見たのと印象が変わってしまっている。
こんなに鋭い目にした覚えがない。
元ネタの【ガニメデの誘拐】はこれだ
アントンコレッジオのこのガニメデの誘拐
模写したおかげでもう流し見しても作品名をあてられるようになった
書くと覚えるとは言うが…文字は少し苦しいだけなのに対し
絵を記憶するために書くのはおかしくなりそうになる。
なんてったって繰り返し書いて覚える方法にのっとれば
僕はまだ「ガニメデの誘拐」を覚えることができないはずなのだ。
あと100回くらい書くとしたら僕は溺死するほうが楽だと今思っている。
「ガニメデの誘拐」の参考画像を探している時
コレッジョは輪郭線をぼかして書く特徴があり:とwikipediaに書いてあったが
模写するとわかる!!あごの輪郭がこの特徴のおかげで定まらないのなんのって!!
今でも定まっていない気がする
特に顔面の左
スキャンしたおかげで瓜二つだった右の表情も別人になってしまった
残念である。
残念であるが悔しいのでガニメデだけ完成させてやる
原題は「Ratto di ganimede」
顔がかわいくてダヴィンチっぽいからというだけで選んだこの作品だが
意味をそのまま翻訳にかけると「ガニメデのレイプ」ということになるらしい。
翻訳結果を見た時どうしても信じられなくて何度も何度も同じ単語を翻訳に
かけてしまった。なにせガニメデは私の中では女の子になっていたのだ。
相手はワシか犬か。 エキサイトもgoogleもどの翻訳機もそういうんだから
まったく機械は芸術がわからないというのは本当なのだ