助言をする際のコツ
まず忘れてはならないのは助言する相手は
助言している私たちの話を聞く気がないということである。
最後まで聞いたとしてもそれを言われた通り
細部にいたるまで再現するための努力はしないし
話している最中でさえそれを聞いていたいとは
思っていない。
よくて言葉にならない余計なお世話だなという感情に浸っている。
photo by Rob Gallop
助言するには状態が2種類ある。
1つは相手と2人きりの場合。
もうひとつは助言相手ともう1人いる場合だ。
後者はまずい。
特に助言相手がもう1人の方に視線をうつしている時。
彼はもう1人の意見を聞くことしか考えていない。
私達の意見は酒が飲みたかったのに出てきた水みたいな扱いだ。
そういう時はもう1人がいなくなるのを待とう。
もう1人は自分の言いたい事を言ってしまったら
それでもう満足して助言に飽きる。
そのタイミングを待つのだ。
なにも黙っていることはない
いつもどおり、自分の助言したいことを決めてから話してしまえばいい
photo by _Hadock_
ここで気を付けるべきことは 助言すべき内容とは
まったく正反対のことを相手に話すことである。
その後助言しているもう1人が助言に飽きたあたりでこう続ける。
”だが、もっといい方法がある”