ケッパーケイパーチリペッパー

なんかとなんかをつなげて幸せ

短い人生を無計画に濃密に、それでいて儚く見せたい

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ダブルミーニングで考えている人たちがいる
http://www.flickr.com/photos/39826977@N00/6132268937
photo by cgespino


刃の裏に心があったよ
欠片を拾い集めて海を描こう
壊れそうでも 
僕がいる 大丈夫
君は生きている

これは文章の意味がいくつもある文章の例だ。

海を描こうとすると欠片を集める作業が必要なのは
おそらく切り絵の類だろう。
だが話題が明確に変更されていないためか
欠片は刃の欠片というようにも見える。

また、その次の”壊れそうでも”という部分では
欠片で作った海はもろいから壊れそうという意味にもとれるが
読み進めると「僕がいる大丈夫」と続くことから
「君は生きている」の「君」が壊れそうなほどか弱い
という愛情表現としてもとれる文章となる。


このような文章は支離滅裂な文章、決して名文とは言えない
ものではあるが 人に話す必要のない頭の中の思考であるならば
いくつもの作業を同時に進めるうえではとても雄弁であると思う。

なにより思考を一字一句覚えてさえいれば
そのまま新しい思慮と関連性が際限なくみつかるというのがいい