ケッパーケイパーチリペッパー

なんかとなんかをつなげて幸せ

ドラマ上で駄々をこねるテロリスト

f:id:takasaryo:20110618134849j:plain

ドラマにおけるテロリスト像は常に高圧的で要求も単直
ゾディアック事件の犯人像からはなれきれていない

人の話を聞かず 一方的に自分のしたい話をし続ける子供のような大人という異質さの演出は使い勝手がいいのだろうとは思う

手強いテロリストという以上相手に情報を与えないための会話方法としても輪を閉じている。逆さに、これはパラダイムとして利用されているのだといえる

攻殻機動隊と赤ちゃん

ゴーストインザシェルの元ネタ

精神医学用語
ゴーストインザナーサリイ 赤ちゃん部屋のおばけ


立てるようになる前の赤ん坊に対して
母親が負荷を感じてしまい
赤ちゃん部屋に行こうとするのをためらってしまう

といったような状況を指す言葉である。


”開かずの間”とか”読まないけど捨てられない日記”
そういった開けないが恐怖が中に入っている。
その中身はなにか?という哲学にひっかけたのだろう。

攻殻機動隊Ghost in the shellの場合ならば
殻の中に入っているのはゴースト(人格)と
すべてを機械化した体には自分と言えるものが少しでも
残っているのかという義体化の過程の透明度への恐怖を
赤ん坊の部屋にいけば大泣きする彼ないし彼女を
説得する作業を行う自分を思い出して
「自分が来たのにまだ主張をやめないのはなぜなのか」
という解けない疑問と同化した赤ちゃん部屋への
恐怖と構造的に似ているじゃないかという風につなげてみせたのだろう。

だけど実際に感じる怖さは
赤ちゃん部屋は泣きたくなるのはこっちだ!という
くらいに冷静さを欠くのに対し
ゴーストインザシェルは
お前実は脳みそ空っぽで全部機械化された
ロボットだったんだよ。気がつかないうちに
死んじゃってた気分はどんなの?
なんていう子供を作ってもないのに赤ちゃん部屋から
声がする程度の大したことのない恐怖である。

引っかけても完璧に同じとは思えない。
なんともオタクっぽい掛詞だ

オーファンブラック 暴走遺伝子

早朝電車のろうとしてたら目の前の女の人が
なんとなく変な様子でいたからちょっと気にしてたら
電車に飛び込んで自殺しちゃった。
お金なくて困ってたからバッグとって逃げたら
入ってた免許証に自分の顔がのってた。


というシーンから始まる海外ドラマ。

目の前で自殺しちゃったのは自分のクローンで
実は自分と同じ顔した人間が
数えられた分だけで大体7人いた。という
ドッペルゲンガー的なニュアンスも含む
サスペンスなのだが 見どころはなんといっても
7人演じ分けする福圓美里である。

福圓美里に明るい人間なら
7人の宮藤さん(ストライクウィッチーズ)が楽しめると思う。

ロリコンの治し方

ロリコンと美人の定義の移り変わりは興味深い一致がある

美人の定義の移り変わりといえば
以前は太った女性が美しいとされていた




人は太るとくびれを失う
女性だけではなく丸に近付いて行ってしまうのだ。

それは現在の女性的特徴とされているものを見えなくしている。

そういう”丸い”のが色っぽく美人であるとされ
女性的なくびれ、体の線を強調した凹凸というものを
女性の負の部分であるとしていたのなら

第二次性徴を終えた性別の特徴が出る前の体型に惹かれる小児性愛との線引きはないんじゃないだろうか

実際太った女性が美人であった時代の”源氏物語”で
光源氏は自分の娘に手を出しているわけだし
ロリコンは古い感性に惹かれているだけであるという
考えはふさわしいだろう。



ロリコンは古風な性癖の持ち主が肥えた女性を見つけられずに追いつめられた結果なのかもしれない

つまり
ロリコンを治すためには
人間に日常茶飯事である
対象喪失の焦点を性欲 情欲に充てればよい
と考えている限りは決してロリコンを治すことには至らず


見直すべきは日常で女の子として見る対象を
変更することにある。

健康において血流や血圧、体脂肪を変えようという試みで
ダイエットなるものを強行する余地を探すよりも
普段から食べているものを変えようと努力するのと
同じように普段から目で食している
色目の食指を改善することが必要なのである。

情欲の食事療法が必要なのである。


普段からみるものを縛り
胸が大きくくびれがある女性か唇が厚く目が二重の
鼻がとがった女の子を意識的に取捨選択するように心がけ
既に身の回りに存在してしまっている
性徴なき女性は平安期の美女だと思うようにすれば治る

ストライクウィッチーズを見直したら

f:id:takasaryo:20140725024234j:plain

なんでパンツ丸出しなのかわからなくなっていた。
月日が流れるのは残酷だなぁ

またパンツ丸出しに違和感を感じながら
ストライクウィッチーズが見られるなんて…すごくすごいです!

辞書の記事は語彙を増やそうとして意味を書き換えている

だから語彙として使うために
その言葉の文章で使う場合に意味と
言葉単体から想像や漢字から得られるカテゴリーを
明記してある必要があるのではないだろうか。

その2つは


だがそれだけではどうしても足りない。
記憶として残すためには
その情報とは別にどのように使っていたか
使った時のエピソードがなければ忘れてしまう。


洗い物をしている時に家の前でネコが通ったのを
赤ん坊と勘違いしたという記憶の中で
糸道という単語をはじめて知った。

というような形式で頭に入れてやるためのエピソード。

辞書の記事に書かれているべき項目は
上の3項目であるはずだ。