人間に性格というものはない

人間には性格というものがあると思われている
育ちが悪い人間や根から性悪だと思われる昔ながらの性格信仰から
最近だとB型だから自己中心的な性格　よく言えばマイペースだねと
もしくは対象の行動を吊るして低学歴はこれだから
twitterをやってるやつは馬鹿ばかり、もう面白い通り越して
不安になってきたなどという性格信仰を元にしたレッテルをみて
不安という安心感を得るのだ。

twitterでああいう画像を貼るときは誰しも
誰かに笑ってもらいたいわけで、言うなれば大規模な「滑った」状態
に近い。もちろんその滑った状態が大きくなることは説明できてないから間違った理屈である。

とはいえ、純粋に悪意だけ見るのならば
その笑ってもらって自分の周囲に盛り上がってもらいたい心理も
含めて悪意であることを把握しなければならない。

私は悪意の塊である

時と場合によって常に悪意の塊へと変貌する

状況を見誤ったとか情報が少なかったとか経験不足であるから
悪意の塊にならざるを得ないのである。

馬鹿馬鹿しい
お前は真面目系クズであると言われる限り
私は愚かですという考えが私の頭をよぎる

その愚かしい発言を元手に相手の意見の信ぴょう性を考えることは
私も性格信仰を引き起こしてしまっている

果てはレッテルから性格を導き出しそれを笑うのは間違いだと
そう述べること自体が間違いである。というわけで

ここから得られることは
この話は不毛だとする人間ばかりだろうが
私にとってはあの何とも言えない苛立ち混じった意見の間違いは
常に私も相手も間違っているという結論だというわけだ

「たやすく怒っちゃいけない」というのはこの理屈を
伝えたくて言っているなんてこともきっとあったことだろう

伝わらなくて彼らも怒ったことだろう