ケッパーケイパーチリペッパー

なんかとなんかをつなげて幸せ

ベネディクト”カーン”バーバッチ

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スタートレックイントゥダークネスを映画館で見てきたが
カーンがなんのか全然知らないままでスタートレックを見に行った
物でカーンがベネディクトカンバーバッチで
今にも事件を解決しそうな薬中(シャーロック)にしかみえなかった。

というのは冗談で
なんであいつあんなに悪い奴なのか全然わからないまま
全員がカーンをものすごい嫌厭している、そんな感じだった


もちろん劇中でカーンがなぜテロってるのか
なぜああも犠牲を考えない奴なのかは
なんとなしに語られている

ただ全然納得いかないのである

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共通することはどっちもかっこいいおっさんであることだ


それでもなぜそこまで人間嫌いなのか
人間のなにがきらいなのか全くわからない

他の悪者もいつだって人間嫌いで
いつだって悪逆非道だったが
他の奴らにはいつだって共感できる人間嫌いの理由があった

人間じゃないとか 顔が人間じゃないとか
人間とは違う生まれ方だったとか人間の言うことがよくわからない
とかいろいろあったが
ともかく人間に異物感を感じるものが人間嫌いになってきた


カーンにそれはない
人間と同じ言葉を話し顔も人間の中では出来がいい
頭もずば抜けていいわけで人間の文化が理解できないという
描写もなくただ町の中に溶け込んでいる

人類の街の雰囲気がいやだからと違う惑星にいたわけでもなし
なんとなくひとりぼっちが好きな感じだった


まったくわからないのでwikiに手を出した


性格[編集]

王としての自覚を持ち、傲慢で尊大、狡猾。他者に対して非常に高圧的だが、それに見合う統率力とカリスマ性を持っている。また、優生人類ではない普通の人間を見下している節があるが、普通の人間であるマクガイヴァーズ少尉に対しては(利用する目的があったとはいえ)恋愛感情を抱くなど、完全に差別しているわけではないようである。セティ・アルファⅤに流刑されたときは、カークに対して失楽園の一節(我、天国にて神の奴隷となるよりは、地獄をこそ支配せん)を引用してみせ、決して誰にも従わず屈さない覇王としての矜持を見せていた。


やっぱりただの哲学者にしか見えない
この下の劇中での活躍という部分では
映画のあらすじがそのまま乗ってるレベルのカーンさんの行動
が書かれているので映画未視聴の場合は見ない方がいいだろう


wikiでも全然わからなかったので
スタートレック:カーンの逆襲」を借りてきた

1作目のクリンゴンがなんとなく星雲に攻撃したら
消されちゃうかわいそうなお話の方も借りてきた

見てみたがなんというかすさまじい
カーンの事忘れるくらいである

さすがSFの大家
撮影がいつなのかは恐ろしいので調べたくもないが
たまにJJエイブラムス版を凌ぐCG表現がある

気分は内容が少し濃い2001年宇宙への旅を見ている感じだ
ガラスとそこに写る無数の光源をうまく使って宇宙の深淵が
常に感じられる映像になっている

そもそもCGIではないから違和感がどうのという話ではない
というだろうが特殊撮影であっても違和感はある

これはその違和感がほとんどない映像だった
発色を当時のものに合わせて撮ってしまっているために
なんだか煤けて見えるのがもったいない

それでも黒と白は赤茶けているほうが美しいことを
わざとやっているレベルの撮影であることは確かだ

TNGもボイジャーも映画ではないから仕方がない
それでもエンタープライズがドックにいるシーンが
期待を外れない映画が何年も前のものだなんて
信じたくないレベルである

カーン?
相変わらずようわからなんだ

なんであいつあんな苦しんでるんだろう
「人類の弱点は、愛だ!」

なんでお前初対面の人の弱点言い出すのん?である
ある意味そのまんまシャーロックホームズそっくりな男なのかもしれない

「どうしてそんなに頭を使わないんだ!こんなにデータは
 揃っているのに! 君の頭はなんのためについている!
 君はいいな!頭の中がいつも静かだ。 それにくらべて
 僕はいますぐにでも飛び出したいエンジンだ。
 ああ今すぐにでも事件がほしーい!!        」

といいつつ人間が嫌いになる

これならちょっとわかる
日常の苛立ちを責任転嫁している


人間臭いなこの優勢人種