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なんかとなんかをつなげて幸せ

雨に唄えば15号

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雨に唄えばを数年ぶりに見た

初めてみたのは中学生の時 英会話の教師に教えてもらった映画だ
これと一緒にヒッチコックの「サイコ」も同時に勧めてきたもんだから今の私ならそれがまったく冗談に近いものだと笑いたいものである



この「雨に唄えば」名作映画としては珍しく内容はどうあれ
ミュージカル映画であるということだけを知っていれば問題ない

もちろんミュージカル映画というものは数あるわけで
1時代築いたものなのだから珍しいわけもないのだが
なんだがミュージカル映画は全部ディズニー映画に食われたような
印象で、歌ったら全部ねずみ模様であると僕は思っている


「雨に唄えば」といえば「レ・ミゼラブル」と同じように
歌いたい映画です。「スウィーニートッド」もそうだけど
あれはねずみだから除外じゃ!

それぞれ名曲ぞろいではあるが
やっぱり「グッドモーニング」と「ローズモーゼトーズ」の掛け合いが目立つものである

ああ無情とは違いそれぞれの心境が連続性を持たないため
感極まるところまで追い詰められたりは少ないが
それでも一つ一つがでかい

地味なのを積み上げて感動という臨界まで持っていかれることはない代わりに単体で人に説明することができるエピソードとしての質がものすごく高いのが特徴的である

特に題名と名を同じくする「雨に唄えば」のシーンは前のシーンから見なければおそらく感動が半減するもので
その半減した状態であってもエンターテイメント性に優れた
警官に見咎められて去り際通行人に照れ隠しで傘をあげちゃう
余裕が隠し切れないなんていう演出はもうよだれが止まらない