読唇術
声を聴かずに見るだけでその会話内容を
把握するための技術だ。
まっすぐ前から見ないで口の動きだけ見る
その術が不思議で仕方がなかった。
と思ったら実際問題至近距離で見つめていても
正答率は3割らしい。
口の形を分類するだけなら
http://isou.at.webry.info/201102/article_8.html
だがこれでは1文字目までしか把握ができない。
2文字目であっても1文字目がわかるように見るためには
文字が連続することで見える文字数の変化というものも
把握しておかなければならない。
つまり「o・i」の形は2文字とわかるが
「ouo・i」でも2文字と思ってしまうことを防がねばならない
これでは「こころ」が読唇できないのだ。
「心ころころ変わるけどここへ行こうと思うんだ」
などはもはやさっぱりわからない文章になる。
誰もが口の開き方見本表のような口すぼめはしない。
読唇術の大部分は大雑把な口の動きと
別の部位を参考に読む。
そしてそれは唇の動きではないのだろう
なるべく唇を動かさずに話してみて
観察すると下唇の上、口内と唇の間の部分が
文字数に対応してうごいているのがわかる。
横からだとより見えやすい動きだ。
唇みるのがやっとな視力なので断念する